レイキの好転反応とは?対処法や向き合い方
レイキ発祥の地、京都の奥座敷・鞍馬山でレイキヒーラー養成講座(レイキ伝授/アチューメント)をしている、ねうです。
レイキヒーリングのセッションを受けたり、レイキのアチューメントを受けたあとに、好転反応が出ることがあります。
この記事では、レイキの好転反応とはなんなのか、そしてレイキを受けたあとの好転反応とどのように向き合えばいいのかについて解説をしていきます。
レイキをご存知ない方は、こちらの記事もご参照ください。
・レイキのアチューメント(伝授)ってなに?どんなことをするの?
・レイキとは、悟りへの道であり、生きる道そのもの-伝統靈氣道について
レイキのアチューメント(伝授)を受けたあとの好転反応について知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
《目次》
好転反応とはなにか
レイキヒーリングを受けたあとに起こりやすい好転反応
好転反応はどのくらい続く?
好転反応が起こったときの対処法や向き合い方
まとめ
好転反応とはなにか
好転反応とは、「治療の過程において改善に向かう中で起こる、一時的に悪化した身体反応のことを指す言葉」であるとWikipediaでは説明されています。
簡単に説明するならば、好転反応とはなにかしらの施術などを受けたあとに、一時的に体調や気持ちにネガティブな反応が起こることを言います。整体などでマッサージを受けたときに、揉み返しがくることなども、好転反応の一種と言えるのかもしれません。
レイキヒーリングやレイキのアチューメント(伝授)を受けていただいたあとに、好転反応が出ることはあります。
好転反応が出ることを知らないと、びっくりしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、好転反応とは、身体の中や潜在意識に眠っていたネガティブなエネルギーや、もう手放していいものが一時的に出ていっている状態です。怖がることなく、好転反応と向き合い、ヒーリングのプロセスをさらに進めていっていただければと思います。
レイキヒーリングを受けたあとに起こりやすい好転反応
レイキヒーリングを受けていただくクライエントさまの状態や体調などによって、出てくる好転反応は千差万別です。また、好転反応が一才でない方もいらっしゃいます。
好転反応が出るから悪い、出なかったら良いということではありません。
もちろん、逆も然りです。
それでも、レイキヒーリングを受けたあとに起こりやすい好転反応は、いくつかありますので、代表的なものをここでは紹介していきます。
・眠気や倦怠感
レイキヒーリングを受けたあとに一番起こりやすい好転反応は、強い眠気や倦怠感です。なんとなく頭がぼーっとしたり、身体がだるく感じることがあります。
これは、レイキのパワフルなエネルギーが体内に流れたことで、その高いエネルギー波動に身体が慣れようとしている証拠です。
可能であれば、ゆっくりと眠る時間をとったり、横になったり、スローダウンする時間をとるようにしてみてください。
・月経
わたしからレイキヒーリングを受けてくださるクライエントさまの多くは、生理予定日ではないのに、「レイキを受けた直後や翌日に生理がきた」と言われます。
女性は、子宮という臓器の中にさまざまな感情をため込んでいます。それらのため込まれた感情を、1ヶ月に一回、経血と一緒に体外に排出しているというのが、スピリチュアル的な月経の見方です。
実際にため込んだ感情を排出しているのかどうかは別として、月経が女性にとって浄化や手放しの時期であることは、間違いがありません。
レイキヒーリングを受けたあとに生理がきたということは、あなたの浄化のプロセスが進んでいるということです。このような好転反応が出た場合は、いつもよりもたくさんのお水(常温がベストです)を飲み、浄化と手放しのプロセスを後押ししてあげながら、ゆっくりと過ごしてあげましょう。
また、ジャーナリングや瞑想をするなど、自己内観の時間をもつことも、とてもおすすめです。
・下痢
レイキヒーリングを受けたあとや翌日などに、お腹をくだしたかのように、一時的に下痢になる方もいらっしゃいます。(わたし自身、エネルギーワークなどをしたあとは、下痢の形で好転反応が出やすいタイプです)
好転反応としての下痢の場合は、通常の下痢のときとは違って、そこまで強い腹痛などがあるわけではありません。「いつもどおりトイレに行ってみたら下痢だったのでビックリ」ということが多いようです。
下痢も、月経と同じく浄化と手放しが肉体レベルで進んでいる証拠です。
いつもよりもたくさん常温のお水を飲み、ゆっくりと過ごすようにしてあげてください。
・めまい
レイキヒーリングを受けたあとに、頭がぼーっとしたり、クラクラとすることもあります。
どちらかというと、この好転反応はレイキヒーリングを受けた直後に起こりやすいようです。
これは、レイキの高波動のエネルギーが一気に体内に流れたことで、今まで肉体や潜在意識レベルにとどまっていたネガティブなエネルギーや不要なエネルギーが流れていったことで起こる好転反応であるといえます。
このような好転反応が出た場合は、無理をせず、めまいがおさまってくるまで横になったりしてゆっくりとお過ごしください。
また、グラウンディングを意識することも大切です。グラウンディング瞑想をしたり、塩をなめたりして、グラウンディングしてみてください。
・頭痛
レイキヒーリングを受けたあとに、頭が痛くなることもあります。こちらも、レイキヒーリングを受けた直後に起こることが多いようです。
レイキヒーリングを受けたあとに頭痛が起こる理由は、いくつか考えられます。
一つ目は、日常的によく考え事をしていたり、頭を使いすぎている人がレイキヒーリングを受けた場合です。または、潜在意識レベルで「自分の中にあるナニカ」を見ないようにしているものがあるときなどにも、頭痛が起こることがあるようです。
二つ目は、肩や首のコリが強い場合です。レイキエネルギーを流すことで、血流もよくなっていきます。そのため、今までコリがあってあまり流れていかなったところにも、たくさんの新鮮な血がたくさん流れるようになります。この突然の変化に身体がびっくりして、一時的に「頭痛」という形で好転反応が出ることがあります。この場合は、首や肩の緊張やコリなどをリリースしていくヨガやストレッチをしてみるのもおすすめです。
・涙もろくなる
レイキヒーリングを受けてから、数日の間、いつもよりも涙もろくなったり、情緒が不安定になることがあります。これも、精神的な好転反応であると捉えることができます。
今までため込んでいて、見ないようにしていた感情や記憶が、レイキヒーリングを受けたことで一時的に浮上してくるために起こります。このときに大切なことは、その感情をむりやり抑え込んだり、見ないフリをしようとしないこと。感情が浮上しているということは、もうその感情や記憶、それに付随した思い込みや想念などを手放すことができるタイミングにきているということです。しっかりとその感情を感じたり、必要であれば泣いてあげたり、自分を抱きしめて、その感情を感じ切ってあげてみてください。
しっかりと感じ切ってもらった感情は、昇華されていき、手放すことができます。
ジャーナリングなどを使った自己内観もおすすめです。
好転反応はどのくらい続く?
レイキヒーリングを受けると、さまざまな好転反応が起こることがあります。
個人的な体感として、肉体レベルでの好転反応は1〜3日程度でおさまることが多いようです。もし、3日を過ぎても好転反応がおさまらない場合は、別の病気などが隠れている可能性もありますので、ご自身の判断で、一度お医者さんなど専門の方に診てもらうのもいいかと思います。
一方、より精神的レベルでの好転反応は、長い期間続くこともあります。ただし、レイキヒーリングのセッションを受けただけで、長期間におよぶ精神レベルでの好転反応が出る方は少ないという印象を受けています。どちらかというと、レイキのアチューメント(伝授)を受けたあとに、長期間にわたる精神レベルでの好転反応が出ることが起こりやすいという印象を受けます。
これは、レイキのアチューメントを受けることで人生が変容していくからです。変容のためには、まずは今までに自分が学んできたり、自分のものとしてきた、もう不要なネガティブなエネルギーやパターン、思い込みや潜在意識に刻まれた想念などを手放していかなければいけません。こういったネガティブなエネルギーやパターンに気づかせ、それを手放したり、書き換えたりできるように、レイキのアチューメントを受けたあとには、宇宙がたくさんの「気づき」のきっかけを与えてくれるのです。
レイキのアチューメント(伝授)を受けたあとに起こる好転反応については、こちらの記事もお読みください。
好転反応が起こったときの対処法や向き合い方
レイキヒーリングを受けたあとに好転反応が起こったときには、どのように対処したり、向き合えばいいのでしょうか?
一番大切なことは、不安になったり、自己嫌悪の気持ちに陥ってしまわないことです。
「今、手放しと浄化が起こっているから、不要なものが一時的に出てきているんだな」と捉えて、出てくるものをコントロールしようとしたりせず、あるがままにしてあげることが大切です。
その上で、可能であれば、普段よりもたくさん眠ったり、身体を休めたり、スローペースに過ごされることを意識してみてください。また、普段よりもたくさんのお水(常温)を飲むことでも、肉体レベルで浄化のプロセスを後押しすることができます。また、余裕のある方は、いつもよりも食べるものにこだわってみることもおすすめです。
その他にも、好転反応が出ている時期は、特に、自分の身体の声やこころの声にしっかりと耳をすませる時間を持つことも大切です。
ジャーナリングで自分の中に湧き出てくる感情や思いを書き出してみたり、瞑想やヨガをして自分の身体や心の声に耳をすませてみましょう。また、今の自分には不要なネガティブなエネルギーやパターン、思い込みなどが見つかったら、感謝してそれを手放していくことも、浄化のプロセスを大幅に進めていってくれます。
また、インナーチャイルドやご先祖さま・過去世のカルマを癒していくことも、この浄化とヒーリングのプロセスを後押ししてくれます。
インナーチャイルドや、ご先祖さま・過去世のカルマを癒してくヒーリングセッションの詳細は、こちらをご覧ください。
また、レイキヒーリングで好転反応が出ている方は、追加でレイキヒーリングのセッションを受けて、浄化とヒーリングのプロセスを後押ししていくこともおすすめです。
好転反応が出ていて、追加でレイキヒーリングのセッションを受けたい方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。その際、今現在出てきている好転反応について教えていただけると、さらに適切なヒーリングをさせていただくことが可能となります。
まとめ
レイキヒーリングのセッションを受けると、倦怠感や頭痛、眠気や下痢などの好転反応が出ることがあります。しかし、これらの好転反応は通常3日程度でおさまります。
好転反応は、あなたの肉体・精神レベルでの手放しや浄化が進んでいる証拠です。
恐れることなく、この記事で紹介したさまざまな対処法や向き合い方を使って、ヒーリングを後押ししてくれるものとして、好転反応をポジティブにとらえていっていただければと思います。